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小学生のうちだと矯正治療が保険適用となると聞きましたが、本当ですか？
年齢と保険適用となる矯正治療は、基本的に関係ありません。ですので、小学生のうちだと矯正治療が保険適用となるというのは間違いです。
ただ、保険適用される疾患の中で「３歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常（埋伏歯開窓術を必要とするものに限る）」と「６歯以上の先天性部分(性)無歯症」に関しましては、小学生くらいにわかることが多い疾患です。（実際に上記疾患と診断される方は、あまり多くはありません。）
また、保険適用される矯正治療を受けられている場合に、子ども医療費助成、自立支援医療（育成医療）、高額療養費、等の制度が適用となる場合は考えられます。高額療養費を含め上記の各制度は、保険外（自費）診療では適用されませんのでご注意ください。
また、保険診療、保険外（自費）診療に関わらず、医療費控除の対象となる可能性は十分に考えられると思います。
ちなみに上記の内容は公的な健康保険の話ですので、私的な医療保険や自治体による補助金等に関しましてはまた別となりますので、各保険会社や自治体へお問い合わせになるのがいいと思います。ただ自費の矯正歯科治療は医療保険や自治体の補助金の対象ではないことがほとんどではないかと思います。
詳しくは「
保険の矯正治療」、「
医療費控除」にまとめてありますので、ご覧ください。